Office互換ソフトとは？無料で使える？選び方・おすすめ5選

Officeソフトに類似したソフトがたくさんあって、どれが良いか悩んでいませんか？

Officeソフトは仕事をするうえで必須と言わる程多くの会社に利用されています。
最近はMicrosoft製品ではなく、office互換ソフトを利用する方も増えてきています。

この記事では、おすすめのoffice互換ソフトについてご紹介しています。

有料のソフトだけではなく、無料ソフトについてもご紹介していますので、Office互換ソフトを探している方は是非参考にしてくださいね。

Office互換ソフトとは？無料で使える？

Office互換ソフトとは、「Microsoft Officeと互換性のがあるソフト」のことです。
Office互換ソフトを使用することで、MicrosoftのOfficeソフトで作成したファイルを閲覧・編集することが出来ます。

MicrosoftのOfficeソフトとは、仕事上で使うことの多いソフトを一つにまとめたMicrosoft社のソフトウェア製品です。Word（文書作成）、Excel（表計算）、PowerPoint（スライド作成）、Access（データベース）、Outlook（メール送受信ソフト）などが含まれています。
MicrosoftのOffice製品はサブスク版と永続版があり、それぞれ金額はサブスクは月1,500円程～、永続版は買い切りで30,000円程～となっています。

Office互換ソフトの場合、無料で使えるものもあります。
有料でも1万円以下で購入することができる為、MicrosoftのOffice製品よりは安価です。

Office互換ソフトを利用するメリット

Office互換ソフトの場合、MicrosoftのOffice製品よりは機能性でやや劣るものの閲覧・編集ができないなどの問題となるケースはほぼありません。
そのためOfficeソフトの利用頻度が低い方や、費用をあまりかけず最低限の機能が欲しい方にはOffice互換ソフトがおすすめです。

Office互換ソフトの選び方

Office互換ソフトの選び方について重要なポイントを説明していきます。
購入してから使えなかった、思ってたのと違うということが無いように、しっかりチェックしていきましょう。

重要ポイントは下記の4点です。順番に説明していきます。

• 必要な機能から選ぶ
• 対応OSから選ぶ
• MicrosoftのOffice製品との互換性から選ぶ
• インストール形式で選ぶ

必要な機能から選ぶ

購入するにあたって、自分にとって必要な機能が含まれているOffice互換ソフトを選ぶことが重要です。
文書作成ソフトや、スライド作成ソフト、表計算ソフトは基本的にどの商品にも含まれていますが、PDF編集ソフトやメーラー、名刺・チラシ作成ソフトなどは含まれていない場合もあります。
必要な機能がOffice互換ソフトに搭載されているか事前に確認し購入しましょう。
後から追加でも購入可能ですが、ソフトを探す手間や追加費用がかかってしまいます。

対応OSから選ぶ

Office互換ソフトによっては対応OSが異なる場合があります。対応していないソフトを購入してしまうと使用できないので注意が必要です。
代表的なパソコンのOSはWindows、Mac、スマートフォンやタブレットではAndroid、iOSがあります。

MicrosoftのOffice製品との互換性から選ぶ

MicrosoftのOfficeとの互換性を確認してソフトを選ぶことも重要です。
普段使っているファイルやMicrosoftのOffice製品のファイルがきちんと開くか、文字化けやレイアウトの崩れがないか確認しましょう。
文字のみのファイルのやり取りであればレイアウトが崩れることはあまりありませんが、様々な機能を使用したい場合は互換ソフトにレイアウトの再現性があるかどうかチェックしましょう。

インストール形式で選ぶ

Office互換ソフトにはブラウザ版とデスクトップ版があります。
ブラウザ版はインターネット環境が必要ですが、OSやバージョン関係なく利用できます。
またインターネット上でデータを作成・保存されることが多いです。
デスクトップ版はインターネット環境が無くても利用できます。OSやバージョンによっては使用できないので購入前に必ずチェックしましょう。データはPC内に保存されるので、必要な場合はバックアップを取っておくと良いでしょう。

おすすめのOffice互換ソフト比較表

完全無料のOffice互換ソフト3選

完全無料で利用できるOffice互換ソフトをご紹介します。

Googleドキュメント・スプレッドシート

Googleドキュメント・スプレッドシートは、Googleが運営しているサービスです。Googleドキュメント・スプレッドシートは一般的なOffice製品のファイル形式に対応しており、読み込み・編集が可能です。
ブラウザ上で複数人でのリアルタイム編集が可能なためチームでの利用に向いています。
デスクトップ版もありオフライン作業も可能です。また、スマホ版もある為、様々なシーンでの利用が可能です。

主な機能：文書作成、表計算、スライド作成、PDF編集、データ共有
仕様：ブラウザ版
公式サイト https://www.google.com/intl/ja/docs/about/

OpenOffice

OpenOfficeは歴史の長いOffice互換ソフトのひとつです。Googleやインテルなども参加していたOpenOffice.orgプロジェクトによってオープンソース方式で開発されました。各ソフトの機能やアイコン表示がMicrosoft製品に似ており、MicrosoftのOffice製品で作成したファイルを読み込み・編集・保存することが可能です。

主な機能：文書作成、表計算、スライド作成、PDF編集、データ共有、データベース、数式作成
仕様：デスクトップ版、ブラウザ版
公式サイト https://www.openoffice.org/ja/

LibreOffice

LibreOfficeは、The Document Foundationという非営利組織により運営されている無料オフィスソフトです。現在も多くの人がオープンソース方式で開発に携わっており半年ごとに新しいバージョンがリリースされています。
MicrosoftのOffice製品との高い互換性がある為安心して利用ができます。
ブラウザ版はありませんが、スマホでの利用が可能です。

主な機能：文書作成、表計算、スライド作成、画像作成、PDF編集、データ共有、データベース、数式作成
仕様：デスクトップ版
公式サイト https://ja.libreoffice.org/

無料プランありのOffice互換ソフト2選

無料でも利用できるOffice互換ソフトをご紹介します。

WPS Office

キングソフト社が提供しているOffice互換ソフトです。MicrosoftのOffice製品との高い互換性があるうえ対応OSも多いのが特徴です。PCだけではなく、スマホ、タブレットでも利用可能です。
高速かつ軽量なのでシステムの負荷も少ないためストレスなく利用できます。

主な機能：文書作成、表計算、スライド作成、PDF編集
有料版で使える機能：より高度なPDF編集、最大9台での同時利用、広告の非表示、クラウドストレージ（20GB)、共同編集
仕様：デスクトップ版
公式サイト https://www.wps.com/ja-JP/

OfficeSuite

OfficeSuiteを提供しているMobiSystemsは長年ビジネス用アプリケーションを提供している会社です。
MicrosoftのOffice製品との互換性はもちろん、Googleドキュメント、Adobe PDF等のファイルとの互換性もある為、レイアウトの崩れが少なく作業が可能です。PC、スマホでの利用が可能で共同作業ができる為チームでの作業に向いています。
様々なクラウドサービスとの連携が可能で、自動バックアップもできる為ファイル破損などのリスクを避けることもできます。
有料版と比べると無料版は必要最低限の機能ですが、複雑な機能が不要な方に向いています。

主な機能：文書作成、表計算、スライド作成、PDF編集、メールソフト、クラウドストレージ（5GB）
有料版で使える機能：透かし無しのPDF作成・印刷、PDFから文書編集・表編集、パスワード保護、メール機能
仕様：デスクトップ版
公式サイト https://www.officesuite.com/jp

最後に
Office互換ソフトについて紹介して

いかがだったでしょうか？無料で利用できるOffice互換ソフトの選び方とOffice互換ソフトを5つご紹介しました。
自分に合ったOffice互換ソフトを選ぶためには、まず必要な機能を選ぶことが重要です。また対応OSの確認、互換性、インストール形式も自分に合ったものを利用しましょう。
中にはトライアル無料のOffice互換ソフトもあるので、試しに使ってみるのも良いでしょう。
Office互換ソフトをお探しの方は是非参考にしてくださいね。