Microsoft Office2021の購入方法と新機能

Microsoft Office2021の購入方法と新機能
Microsoft Office2021の購入方法と新機能

今どのバージョンのOfficeを使用していますか?
2021年にMicrosoft Office2021が発売になり、今までになかった機能や関数が増えて更に便利になりました。
今回はMicrosoft Office2021の購入方法と新機能をご紹介します。

Microsoft Office2021の購入方法

以前はCDでの販売がありましたが、現在はオンラインコード版、もしくは店舗等で購入できるパッケージ版(カード)での販売になります。

プロダクトキーはいつ使うの?

オンラインコード版は購入するとプロダクトキーが送られてくるので、それをMicrosoftにログインしてからアカウントに紐づけします。
実店舗で購入できるパッケージ版の場合はカードにプロダクトキーが書いてあります。
プロダクトキーはアカウントと紐づけする時にしか使用しません

Office2021の種類

Office2021には大まかに3通りの種類があります。

サブスクリプション版

月額料金(年額料金)を支払って使用するOfficeです。

メリット

初期費用は買い切り版に比べ抑えられる
常に最新版のOfficeが使用できる

デメリット

月額料金もしくは年額料金なので使用していない月(年)も料金がかかる
契約終了後はOfficeが使えなくなる
ネット環境が必要

こういう人におすすめ

常に最新のOfficeが使用したい人
セキュリティがしっかりしてる方がいい人
契約期間だけOfficeを利用したい人

買い切り版

メリット

一度支払いを済ませればそれ以降追加料金はかからない
アンインストールしない限りずっと使用可能
Microsoft社のセキュリティアップデートが2026年10月13日まで提供される

デメリット

購入後に追加された新機能は使えない
サポートの延長がない為、サポートが切れた後セキュリティ面で不安がある
※サポートが切れても使用することは可能です。念の為セキュリティソフトの導入をおすすめします。

こういう人におすすめ

サポート期限が切れても自分で対処できる人(3年以上使えば十分元が取れます)
月額料金(年額料金)は払いたくない人

プリインストール版

PCを購入したときについてくるOfficeです。

メリット

PC購入時に一緒についてくるので別途購入する必要がない
買い切り版、サブスクリプション版に比べて安価

デメリット

PC1台にしかインストールできない

こういう人におすすめ

これから新しくPCを購入する人

Office2021の新機能

ストック画像

写真やアイコン、背景が透過されている人物の写真など【ストック画像】の機能が強化されました。ストック画像があれば文書や資料を作成する時に、素材サイトなどで探す必要がなくなり効率がアップしますね。
Officeソフトで使う分には社内外利用問わず著作権フリーなので安心して使えます。
毎月新しい画像が増えているようなので、欲しい画像が見つかるかもしれませんね。

この記事の一番初めの画像はワードアートとストック画像だけで作成しました。

Microsoft Search

上部の検索欄に行いたいコマンドを入力するとそのまま実行することができる【Microsoft Search】が使えます。
例えば、ストック画像を使用したい場合、挿入タブ、画像をクリックして…といくつかクリックが必要ですが、Microsoft Searchだと検索欄にストック画像と入力すれば検索結果からすぐに実行できます。
あの機能どのタブだっけ…とよく探している方にはうれしい機能です!

共同編集

今までは、1つのファイルを複数人で開いてしまうと読み取り専用になって編集ができませんでしたが、Office2021には1つのファイルを複数のユーザーで同時に編集できる【共同編集】機能が付きました。
この機能を使えばOneDriveに保存してあるファイルを複数人で同時に編集することができます。
誰のカーソルがどこにあるかもわかり、リアルタイムで反映されます。

青い枠の部分が他の人がカーソルを置いている場所になります。実際には●の部分に名前が入ります。

XLOOKUP関数

注目度NO1関数【XLOOKUP関数】は、VLOOKUP関数とHLOOKUP関数に似た関数ですが「表内にある指定した値を検索し、それに対応する(同じ行や列にある)値を取得するための関数」です。
VLOOKUP関数は縦方向、HLOOKUP関数は横方向にしか値の検索ができませんでしたが、XLOOKUPは縦に横にも検索できるため、使い分ける必要がなくなりました。
更に、VLOOKUPとHLOOKUPは検索値の検索対象が一番左もしくは上でなくては検索できませんでしたが、XLOOKUPでは検索値を任意の場所に指定することができます。
使い方をマスターすれば非常に便利な関数ですね。

スピルに対応した関数が追加

Excelのセルに数式を入力するとそのセルに結果が表示されるのは常識ですね。
Office2019からの新機能【スピル】は「数式を入力したセルだけではなく、指定した隣や下のセルに値が自動入力される」機能です。
Office2021では更に6つの関数が追加されました。

手書き(インク)機能の強化

Office2021では、マウスを使って文字やイラストを手書きする描写機能が強化され、使いやすくなりました。
今までの消しゴム機能は一度に書いた線全体を消す事しかできませんでしたが、部分的に消すことができるようになりました。
挿入した図形の線を手書き風にアレンジできるようになり、柔らか味のある図形を挿入できるようになり一味違う資料を作ることができるようになりました。

手書き(インク)のアニメーション再生

手書きで書いた線をアニメーションのように表示することができるようになりました。
手書きの内容をどのような順番で書いていったのかが直感的にわかるので、資料の目線の誘導にぴったりですね、

スライドショーに録音機能が追加

PowerPoint2021では、スライドショーに自分の声でナレーションを追加できる機能が追加されました。ナレーションに加え、手書き(インク)での書き込みやレーザーポインターの動きも記録することができます。
エンターでスライドをすすめればナレーションが再生されるので、あがり症の方にはうれしい機能ですね!

LET関数

Office2021で追加された【LET関数】は関数内で定義した名前に値や数式、セル参照を保存して計算に使用することができます。プログラミングの変数に似た性質の関数です。
メリットとして、数式が読みやすくなる、1つの数式に同じ式が複数あっても名前を定義して再利用できることで1回の計算で済むといったものがあります。

Outlookのメール本文に手書き機能が追加

先ほど紹介した手書き機能がOutlookにも追加されました。
地図や文字を本文に直接記入できるようになったため、別にソフトを立ち上げる手間が減りました。
送られてきた画像に更に手書きで書き加えることも可能なので、直観的にやり取りができます。

アクセシビリティチェック機能

Office2021のWord、Excel、PowerPointに、コンテンツへのアクセスのしやすさ(読みやすさ/見やすさ)をチェックする新機能である【アクセシビリティチェック】機能が追加されました。
誰にでも読みやすい内容の文書になっているかをすばやくチェックできるので、多くの人に読んでもらいたい文章の場合はアクセシビリティチェックを行うと良いでしょう。

最後に
Office2021の購入方法と新機能を紹介して

いかがだったでしょうか?Office2021の購入方法と新機能をご紹介しました。
年々便利な機能が追加されていますので、次のバージョンアップも楽しみですね。
次はどのようなバージョンアップが来ると思いますか?予想してみてくださいね。

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