【検索と置換】ダイアログボックスのショートカットはご存じですか?
Word2010以前は[Ctrl]+[F]で【検索と置換】ダイアログボックスが開いて検索ができたのですが、現在は画面左側に【ナビゲーションウィンドウ】が出てくるようになりました。
[Ctrl]+[H]で置換を開いてから検索のタブをクリックして…という方法もありますが、これだと手数が多くなってしまいます。
[Ctrl]+[F]はExcelやchromeでもページ内検索で使うショートカットキーの為、うっかりWord内でも使用してしまいますよね。
そこで今回はWordのキーボードのユーザー設定で、[Ctrl]+[F]で検索ができるようにする方法をご紹介します。
画像の通りクリックしていけば設定ができますので、この機会に使い方をマスターしていきましょう。
【検索と置換】ダイアログボックスとは
【ホーム】タブをクリックし、右側の編集グループの中にある【検索】の▼、【高度な検索】を順にクリックするか、置換かジャンプのショートカットキーを使用すると出てくるダイアログボックスの事です。
ナビゲーションウィンドでも検索はできますが、オプションを使用すればより高度な検索や置換ができます。
検索
Wordの中で特定の文字列を探したいときに使用します。
検索した文字列は強調して表示させることもできます。
画像では、ジョバンニ という文字を検索して強調させました。
置換(ちかん)
Wordの中で特定の文字列を探して、その文字列を別な文字列に置きかえることができます。
ひとつずつ置換することもできますし、ワンクリックで全て置換することもできます。
画像では、ジョバンニ という文字列を ジョヴァンニ に置きかえました。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[H]
ジャンプ
Wordの中で目的の場所に瞬時に移動します。ページ数を指定したり、次のセクションや、脚注がある箇所に移動ができます。
ショートカットキーは、[Ctrl]+[G]
キーボードのユーザー設定で【検索と置換】ダイアログを表示させる方法
【ファイル】タブをクリックます。
オプションをクリックします。
【リボンのユーザー設定】をクリックし、【ショートカットキー:ユーザー設定】を開きます。
分類:[ホーム]タブ、コマンド:[EditFind]をそれぞれ選択します。
割り当てるキーを押してくださいにカーソルを持っていき、[Ctrl]キーを押しながら[F]キーを押すと、Ctrl+Fと入力されます。
【割り当て】ボタンをクリックすると、現在のキーにCtrl+Fと入力されます。
入力されたのを確認したら【閉じる】をクリックします。
これで[Ctrl]+[F]で【検索と置換】ダイアログが開くようになりました。
ナビゲーションウィンドウを表示する方法
[Ctrl]+[F]のショートカットキーを検索に割り当てた後でも。【ホーム】タブの編集グループにある【検索】をクリックすればナビゲーションウィンドが表示されます。
割り当てたショートカットキーを解除する方法
【ファイル】タブをクリックます。
オプションをクリックします。
リボンのユーザー設定をクリックし、ショートカットキー:ユーザー設定を開きます。
分類:[ホーム]タブ、コマンド:[EditFind]をそれぞれ選択します。
現在のキーをクリックし、【削除】ボタンを押すと、Ctrl+Fが削除されます。
削除されたのを確認したら【閉じる】をクリックします。
これで割り当てたショートカットキーを解除できました。
最後に
【検索と置換】ダイアログボックスを表示させる方法を紹介して
いかがだったでしょうか?
ショートカットキーを設定して、[Ctrl]+[F]で【検索と置換】ダイアログボックスを表示させる方法を紹介しました。
長文のWord文書の中から特定の文字列を検索したり、置換の使い方を覚えておくとWordだけではなくExcelでも役に立ちます。
この機会にショートカットキーを割り当てて、お仕事の役に立ててくださいね。