Microsoft Office を購入するにあたり、「Office 2021永続ライセンスを買うか、Microsoft 365を買うか」と悩んでいませんか?
この記事では、Officeの永続ライセンスとサブスクリプション版の価格(課金方法)や内容について解説しています。
両者を比較したうえでご自身に最適な製品を選ぶ際のご参考にしてください。
Office 永続ライセンスとサブスクリプション版の内容比較
永続ライセンスとサブスクリプション版の内容の違いについては以下の表を参考してください。
永続ライセンス | サブスクリプション版 | |
課金方法 | 一括払い | 月額/年額払い |
使用期限 | 永久 | 1っか月/1年間 |
バージョンアップ | できない | 常に最新バージョン |
インストール台数 | 2台 | 無制限/同時利用5台 |
オンラインストレージ | 5 GB | OneDrive 1TB |
永続ライセンスのメリット・デメリット
Office の永続ライセンスとサブスクリプション版の比較より得た結論です。
メリット
- 永久に使える
- 追加料金発生しない
デメリット
- 新しいバージョンにアップデートできない
- オンラインサービスを利用できない
- インストール台数は2台だけ
サブスクリプション版のメリット・デメリット
永続ライセンスのOfficeに比べて以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- いつも最新のOfficeバージョンを使える
- オンラインサービス OneDrive 1TBまで使える
- インストールできる台数は多い
デメリット
- 使用期限がある
- 追加料金が発生する
永続ライセンス の Office
永続ライセンス のOfficeは1度だけ料金を支払えば、永久に使えます。
買い切り型とも呼びます。
永続ライセンスの最新バージョンはOffice 2021です。次の種類が用意されています。
ご家庭向けや法人(小企業)向け製品
含まれるWord、Excelなどアプリケーションには違いがあります。
Windows 10/11向け製品
Office Personal 2021 | Office Home & Business 2021 | Office Professional 2021 | |
Word 2019 | 〇 | 〇 | 〇 |
Excel 2019 | 〇 | 〇 | 〇 |
Outlook 2019 | 〇 | 〇 | 〇 |
PowerPoint 2019 | 〇 | 〇 | |
Access 2019 | 〇 | ||
Publisher 2019 | 〇 | ||
インストール台数 | 2 台まで | 2 台まで | 2 台まで |
価格 (税込) | 32,184円 | 37,584円 | 64,584円 |
Mac 向け製品
Office Home & Student 2021 for Mac | Office Home & Business 2021 | |
Word 2019 | 〇 | 〇 |
Excel 2019 | 〇 | 〇 |
Outlook 2019 | 〇 | |
PowerPoint 2019 | 〇 | 〇 |
インストール台数 | 2 台まで | 2 台まで |
価格 (税込) | 25,704円 | 37,584円 |
学生や教職員向け製品
アカデミック版と呼びます。
Office 2021アカデミック版を購入するには、学生なら身分を証明する学生証が必要となります。教育向け製品なので、商用目的で利用することができません。
価格は別の永続ライセンスのOffice 2021より安いです。
次の2種類が用意されています。
Office Academic 2021 for Mac | Office Professional Academic 2021 | |
対応OS | Mac | Windows 10 |
Word 2019 | 〇 | 〇 |
Excel 2019 | 〇 | 〇 |
Outlook 2019 | 〇 | 〇 |
PowerPoint 2019 | 〇 | 〇 |
Access 2019 | 〇 | |
Publisher 2019 | 〇 | |
インストール台数 | 2 台まで | 2 台まで |
価格 (税込) | 18,144円 | 30,024円 |
大企業向け(ボリュームライセンス)製品
大企業向け(ボリュームライセンス)製品のOffice 2019として
- Office Standard 2021
- Office Professional Plus 2021
- Office Standard 2021 for Mac
を販売しています。
このページからは、Office Professional Plus 2021が最もよく購入されています。
Microsoft Office 2019 Pro plus|ダウンロード版|Windows|PC1台用|
マイクロソフト
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サブスクリプション版のOffice
月額または年額を払って使うOfficeのこと。購買型とも呼びます。
現時点では、個人向けOffice 365 Solo、企業向けOffice 365 Businessのいう製品があります。
が、
4月21日(米国時間)から
Office 365 の名称が「Microsoft 365」に変更されます。
日本のみで販売されていた個人向けOffice 365 Soloの名称が「Microsoft 365 Personal」になり、同価格帯で販売されます。
Microsoft 365 Family (最新1 年)サブスクリプション版 (Win/Mac/iPad )日本語対応6ユーザーまで利用(同時使用可能台数5台)
マイクロソフト
PC / Mac 最大6人でご利用頂けるサブスクリプションライセンス。
最新の Office(Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Access)、Skype、OneDriveを搭載しており、すべての機能を最大限に活用したい方におすすめ。
個人向けOffice 365 Solo(Microsoft 365 Personal)
価格、費用は、\12,744/年 または \1,274/月。
1 ユーザーが、WindowsやMacの他にモバイルデバイス(iOS、Androidなど)何台でもインストールすることができます。(同時に接続できるのは5台まで)。またWindows 10以外のWindowsでも使用できます。
利用できるOffice アプリケーションは、
- Word
- Excel
- PowerPoint
- Access
- Outlook
- Publisher
が含まります。
そのほかのサービスは
- OneDrive
- Skype
を利用できます。
中小企業法人向けOffice 365 Business (Microsoft 365 Apps for Business)
Office 365 Businessは法人はもちろんのこと、個人でも利用できます。
価格、費用は、\10,800/年 または \1,080/月。
1 ユーザーが、WindowsやMacの他にモバイルデバイス(iOS、Androidなど)何台でもインストールすることができます。(同時に接続できるのは5台まで)。またWindows 10以外のWindowsでも使用できます。
利用できるOffice アプリケーションは、
- Word
- Excel
- PowerPoint
- Access
- Outlook
- Publisher
が含まります。
そのほかのサービスは
- 1TBのストレージ「OneDrive for Business」
- Skype
を利用できます。
Office 永続ライセンスとサブスクリプション版の価格/機能比較
以上、永続ライセンスのOfficeとサブスクリプション版のOfficeを比較しました。
上記の比較表から分かるように、
値段重視なら永続ライセンスのOfficeを利用する。
多くのPCでOfficeを使うであればサブスクリプション版のOfficeを使うこと。